基幹相談支援センター概要
基幹相談支援センターは、障がい児者が地域で安心して暮らすことができるように以下の業務を行います。
地域生活における相談支援機関の中核的な役割を担う機関として、地域の相談支援体制の強化の取り組みや、権利擁護・虐待防止のための支援を行います。
専門的な助言・指導
相談支援事業所等が抱える課題・支援方法の着目点等について一緒に考えます。
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地域移行・地域定着
入所施設や精神科病院からの地域移行に向けた取り組みを行います。
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相談支援体制の強化
相談支援事業所等のニーズに応じた研修会を開催します。
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権利擁護・虐待防止
成年後見制度の知識・申請・手続き等の支援助言を行います。また、虐待についての相談受付も随時行います。
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地域との連携強化
関係機関との連携を強化し、誰もが安心して生活できる地域づくりを行います。
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各種情報の収集、集約、発信
相談支援の提供に有効な障害福祉サービスなどの社会資源情報の収集、集約、発信等を行います。
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「親なきあと」を見据え、障がい児者が住み慣れた地域で安心して生活ができるように、地域生活支援拠点体制を構築し、障がい児者やその家族への支援を行います。
地域の体制づくり
各エリア障がい者自立支援連絡会や浜松市自立支援協議会への参画・助言、他分野関係機関と協同することで地域の体制づくりを行います。
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親元からの自立や施設等からの退所に当たり、ひとり暮らしによる地域での生活への移行を希望する障がい者に対し、宿泊体験の場を提供することにより、地域で独立した生活を支援します。
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短期入所等を活用した緊急受け入れ、体制を確保します。
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事業推進の3つの視点
多くの支援の受け皿と、幅広い支援展開を図るため、社会福祉法人小羊学園、社会福祉法人聖隷福祉事業団、社会福祉法人天竜厚生会、医療法人好生会、医療法人社団至空会の5法人により共同企業体を設立し運営しています。
地域をベースにした支援体制を構築していくため、自立支援協議会を活用した支援体制・ネットワーク体制の構築を行います。
OJTによる助言やアドバイスを行い、地域の相談員(委託相談員・計画相談員等)のスキルアップを図ります。